命を繋ぐ林業 林間作業・樹木伐除は新月へ

命(次世代)に繋がる林業

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命(次世代)に繋がる林業

なんて大げさなタイトルをつけてしまったんだ、、と思いもしましたが、少し私事を聞いてください。
私が生まれ育った環境は身近に山、川、海、ほんの少し行くと湖のある緑豊かな小田原というところです。幼少期にはごく自然に河口や海で泳いだり、カブトムシを採りに行ったり、近くの小川にザリガニを採りにいったりと、ゲームも今ほどない時代でしたから、それが当たり前といえば当たり前に行われていました。
すこし時が流れ、19歳のころからはスキー場で長らく働いたりもしました。
パトロール、というスキー場の安全管理、けが人の応急処置や搬送をしたりする、そんな仕事をしていました。過酷な一面もありましたが、よき仲間に恵まれ、休日には雪山を登って滑ったり、雲海を照らす月を眺めたり、カモシカやライチョウを観察したり、気づけば山の中で過ごす時間が生活の主体となっていました。
そんな時に友人が山の仕事あるよ、と教えてくれたのがきっかけで現在に至るわけですが、林業を事細かに語れるか、といったらまだまだ勉強や経験不足でたいして語ることはできませんが、私が見て、感じて、育ってきた環境がいつまでも続く事で育まれる一つの命があれば嬉しいなという気持ちがこの仕事に足を向けた理由の一つです。
いかにこれからの山づくりを次世代につなげるか、どのように発信すればもっと深く身近なものとしてこの環境に目が向いていくのか、そんなことを考えながら取り組んでいきたいと思っています。
林業という言葉に特化されず、皆で見て、考える自然をこれからも感じていくことがこれから育まれる命につながっていくことを信じています。